新規事業開発ワークショップ
⬣あなたの会社の2040年、描けていますか?
わたしたちは、未来について語ることをこれまでどれほどしてきたでしょうか?
社会コンセプト(未来仮説)を知り、ありたい未来の姿を思い描くことで、生まれる新たなビジョンや新事業領域の発見が必ずやあることでしょう。
本ワークショップでは、未来予測のように、これから起こることを言い当てることや不確実性を低減することを目的とせずにバックキャスティング思考から「10年後の未来のありたい姿」を具体的に描くことから始め、D4DRが独自にキュレーションしたさまざまな「未来ナレッジカード」を組み合わせて大量にビジネスアイデアを創発し、生まれたアイデアの種を絞り、新規事業アイデアとしてまとめます。これらのプロセスを通して、会社にとって必要なイノベーションを起こす未来人材に必要なスキルと経験を身につけることができるようデザインされています。
⬣ビジネスアイデア発想や新規事業開発でよくある課題感やお悩み
何から着想して、自社の強みを活かせる事業にするのか見極めが難しい
自社の経営課題や市場のマクロデータ分析に時間をかけすぎて、商機をつかめない
具体的な事業アイデア、ビジネスアイデアが思いつかない
新規事業により市場の変化や消費者ニーズの多様化に対応し、企業価値を高めたい
事業化を実現するための社内段取りがうまくいかない
新規事業が既存事業と競合するため、事業化を承認してもらえない
新しいビジネスモデル開発だけでなく既存事業の改善・拡大にも活用したい
⬣D4DRが大切にする4つの視点
1.個人の興味関心を大切にする
それは、未来のありたい姿・パーソナルビジョンを持つ人がイノベーションを起こしているからです。
個人の興味関心や好奇心、WILLからビジョンが生まれ、社内イノベーションでは企業のビジョンと一致し、周囲を巻き込みながら事業化へと進んでいきます。
2.バックキャスティング思考でビジネスを捉えなおす
超長期的視野を持ち、
未来市場や構造変化への変革と挑戦
変化の激しい現在は新規事業や中長期戦略においても10年先の市場を想定し、自社のありたい未来を考え、未来起点から現状のアクションプランに反映させていくことが重要となります。
短期の経営課題解決
フォアキャスティング思考では現在の延長
日本企業の中期経営計画は3年程度で策定されることがほとんどです。既存事業の成長を過去データや未来予測をもとに描くと、現在の延長線上の戦略になりやすく、未来の変化に追いつけなくなります。
3.ビジネスの種を生むためのインプットの幅と量の違い
①D4DR流 アイディエーション
個人の興味関心・好奇心から未来のありたい姿(Vision)を描くことを重視したアイデア発想法で、D4DRがキュレーションした未来ナレッジを使うことにより、幅広い分野からビジネスアイデアのヒントを得ることができ、そのアイデアは自分ごと化される。
②一般的なアイディエーション
個人の知識経験、経営課題や市場トレンド、マクロ分析等から行うアイデア発想法で、知見のない分野があるため、偏りのあるビジネスアイデアを創発してしまう恐れがある。
4.顧客価値だけではなく、ビジネス全体の価値と構造を重視する
それは、「ビジネスアイデア」から「事業プラン」に至るプロセスで、多くのビジネスパーソンが苦労しているからです。
一般的なデザイン思考の方法論は顧客価値にフォーカスしているものが多く、事業の価値ポイントや必要なアセット、その組み合わせを検討する方法論が不足している課題がありました。7つのカテゴリーに分けられたカードを用いた手法は、ビジネスを俯瞰的に整理するだけではなく、チームメンバーの認識合わせにも役立ちます。
⬣新規事業開発ワークショップの概要
本ワークショップでは、新規事業で一番大切な「アイディエーションステージ」から、ビジネス概要を定義する「事業開発ステージ」までを、D4DRオリジナルカードを活用したワークショップ形式で行います。
アイディエーションステージの5ステップ
パーソナルビジョンからはじめて、会社の成長ビジョンorイノベーションビジョンへ
①バックキャスティング思考
ビジョンとなる「ありたい未来」を描き、未来を起点にして現在に立ち戻り、現時点から未来に向けて計画を立てるバックキャスティングアプローチの考え方の必要性を学ぶ
②未来コンセプトのインプット
2040年の未来消費市場D4DRがキュレーションした将来注目される15の未来市場を知り視野を広げる
バックキャスティング思考で定義する15の未来市場はこちらから
③個人の興味関心ワーク
未来市場を形成する「150の未来コンセプトカード」の中から、個人の興味関心や好奇心に応じてカードを選択し、未来のありたい姿を描く
④未来起点のアイデア発想法
未来市場を形成する150の未来コンセプトカードを主軸に、生活者インサイトカード、社会課題カードを使い、個人でビジネスアイデアを生み出し、チームで発想を広げる
⑤ビジネスアイデアの創発
生まれたビジネスアイデアを評価整理し、新事業アイデアの元となるビジネスアイデア(ビジネスの種)を創発します
事業開発ステージの5ステップ
①新事業アイデアワークシート
価値提案となる事業の背景と目的を定め、事業の概要、対象、課題、方法などをワークシートに記載し、ビジネスの概要を整理します。(未来視点、生活者・社会課題視点、活用できるアセット/必要なアセット、概要・概要図、顧客/顧客への提供価値、主要なステークホルダー/そこに対するメリットなど)
②ビジネスモデル図の策定
ビジネス構造図の作成では、自社ビジネスの強みや課題の抽出・ビジネスモデル構築に必要な要素を7つのカテゴリでまとめた「ビジネスプロセスカード」を使用し、手を動かしながら発想を広げ、同時に整理をします。(顧客・ステークホルダー間の関係性や提供価値を体系的に整理、ビジネスモデルの妥当性や課題を多角的に検討 など)
③バリューチェーン図の策定 要修正
ビジネスに必要なバリューチェーンとアセットを整理することで、自社と他社との関係性を可視化、アライアンス検討(バリューチェーン、アセットを整理し、自社のポジションを分析、他社との関係性なども可視化、アライアンス検討 など)
④マネタイズモデル図の策定
商材サービスを提供する上で必要なお金の出入り、事業を回すうえで必要なコスト、資金調達も含めたお金の流れを整理します。
⑤ロードマップの策定
新事業アイデアのビジョンを達成するための計画を、ありたい未来を実現させる年度を定め、そこから逆算して短期的に現実可能な計画として策定します。
⬣サービスの3つの特徴
1)豊富な未来ナレッジカードを使い、アイディエーションの質と量の確保
未来仮説の情報をインプットすることで、ありたい未来の姿を具体的にイメージすることができます。オリジナルの「未来ナレッジカード」を組み合わせて使用することで、知識の偏りをなくし、幅広にアイデアの量を創発します。アイデア発散から収束のフレームワークを使用することで、時間を短縮しながらアイデアの量と質を担保します。
- ビジネスアイデアの量
- ビジネスアイデアの質
- 斬新なビジネスアイデア 実現可能なビジネスアイデア
2)スピーディな事業開発
自社ビジネスの強みや課題の抽出・ビジネスモデル構築に必要な要素を7つのカテゴリでまとめた「ビジネスプロセスペディアカード」を使用、手を動かしながら、ビジネスモデルの構造化やバリューチェーン、マネタイズについて発想から体系化を短時間でつくりあげることができます。
3)部門横断の共創でイノベーティブな組織へ
ワークショップで新規事業開発プロセスを経験することで、個人とチーム、参加者全員が未来のありたい姿とビジネスモデルについて共通認識を持つことができます。自分ごと化されたアイデアとビジネス概要を持つことで、社員の行動変容が生まれ、組織内にダイナミックな動きがはじまります。
- イノベーション人材としてのスキルの獲得
- 新規事業の立ち上げメンバーを支える風土づくり
アイディエーションステージで使用するさまざまな未来ナレッジカード
事業開発ステージで使用するカード
⬣こんなお客様におすすめです
本サービスでは、未来市場をみすえ、バックキャスティングアプローチによる新規事業を創発するプロセスをとおして、組織の悩み・課題を解決していきます。個人とチーム、参加者全員が未来のありたい姿を共有共感し、新規事業開発を行う経験をすることで、社員の行動変容が生まれ、ダイナミックな動きの兆しがみえてくることでしょう。
新規事業開発
30年後のありたい未来を描き、事業創発する手法を試してみたい
アイディエーション(ビジネスの種)
フォアキャスティングや他のアイデア発想、分析法では思ったようなアイデアが創出されない
自社のナレッジにはない未来仮説を幅広に取り入れてアイデア発想したい
人材育成
今いる社員だけでイノベーションを創出したいが未来人材の育て方が分からない
新規事業開発のプロセスを疑似体験することでイノベーションを起こせる人材を育成したい
ビジョン
会社と社員の未来ビジョンの一致が捗らず会社の強みになっていない
戦略策定・シナリオプランニング
経営会議が短期的な議論ばかりになっていて未来の話をする時間をとれていない
未来仮説の想定が不足しているためバックキャスティングで考えるプランニングがうまくいっていな いフォアキャスティングのシナリオプランニングに限界を感じている
営業改革
現状のソリューション営業を脱却して、未来共創型の営業へシフトしたい
⬣お客様事例
様々な業界・業種・業態で実績があります。
株式会社朝日広告社様
13名の参加者それぞれが未来事象と生活者視点を掛け合わせた独創的な新規事業アイデアを創発し、想定顧客への提供価値・革新性の視点から参加者相互でのアイデア評価を行いました。カードによってアイデア創発のベースとなる個人の興味関心が明確化されたり、異なる世代の考え方の傾向の違いを知ることができたといった効果がありました。
TIS株式会社様
24名の参加者それぞれが未来事象と生活者視点、社会課題を掛け合わせたアイデアを創発し、グループでビジネスモデルキャンバスの作成までを行いました。新規事業アイデアの創出方法・ビジネスモデルの検討方法を学ぶというワークショップの目的を達成できたほか、参加者からは、グループで1つの課題に取り組むことでディスカッションそのもののスキルを学べたという声や、他部署メンバーと交流することで良い刺激になったといったという声もありました。
SCSK株式会社様
10名の参加者それぞれが未来事象と生活者視点を掛け合わせたアイデアを創発し、発表を行いました。参加者からは、同じ業務を行うメンバーでもアイデアが収束せず発散できてよかった。いい意味でお互いに見ている未来が違うことがわかったという声や、カードを使うこと、グループで話しながらアイデアを創発することで視野が広がり、楽しんでアイデアが出すことができるとの評価をいただいています。
株式会社朝日広告社様
13名の参加者それぞれが未来事象と生活者視点を掛け合わせた独創的な新規事業アイデアを創発し、想定顧客への提供価値・革新性の視点から参加者相互でのアイデア評価を行いました。カードによってアイデア創発のベースとなる個人の興味関心が明確化されたり、異なる世代の考え方の傾向の違いを知ることができたといった効果がありました。
TIS株式会社様
24名の参加者それぞれが未来事象と生活者視点、社会課題を掛け合わせたアイデアを創発し、グループでビジネスモデルキャンバスの作成までを行いました。新規事業アイデアの創出方法・ビジネスモデルの検討方法を学ぶというワークショップの目的を達成できたほか、参加者からは、グループで1つの課題に取り組むことでディスカッションそのもののスキルを学べたという声や、他部署メンバーと交流することで良い刺激になったといったという声もありました。
SCSK株式会社様
10名の参加者それぞれが未来事象と生活者視点を掛け合わせたアイデアを創発し、発表を行いました。参加者からは、同じ業務を行うメンバーでもアイデアが収束せず発散できてよかった。いい意味でお互いに見ている未来が違うことがわかったという声や、カードを使うこと、グループで話しながらアイデアを創発することで視野が広がり、楽しんでアイデアが出すことができるとの評価をいただいています。
⬣ワークショップ参加者の声
これまでは、2030年をイメージすることに一番時間がかかっていたが、このワークショップでは「短時間で未来事象をインプットできる形式」で、時間を短縮できたことが良かった。
同じカードを選んでも人によって違うアイデアになることがとても興味深かった。「議論のときに発想を広げること、発想を飛ばすこと」が大事と実感した。
一人だと視野が制限されがちですが、チームで集まり、「こういうのは?」とアイデアを出し合って作り上げる過程が非常に楽しかった
改めて、未来を思考したり、世の中の常識にとらわれずにおもしろがり、「妄想する」ことの重要性を実感した。
サステナブルの意識や中長期の未来トレンドを想像することで、顧客の心に響く機能や訴求ポイントが言語化できるようになった。
生活者が感じているペインと、バックキャスティング思考を織り交ぜて考えることで、差別化された価値のある提案ができると分かった。
⬣サービス概要
新規事業開発ワークショップ
概要 | 貴社の目的(ビジネスの種・アイデアの創発や、既存事業の進化と拡大、新たな市場や顧客開拓)や、 ご希望のアウトプット、状況などをお聞かせ頂き、最適なプランをご提案いたします。 下記は参考例になります。 アイディエーションステージ(新規事業アイデア創発) 1DAY ビジネスアイデア発想法(マインドセット・スキル研修) 2DAY ビジネスアイデア(量)の創発 3DAY ビジネスアイデア(量と質)の創発 アイディエーションステージと事業開発ステージ(新規事業アイデア創発から事業プラン) 6DAY ビジネスアイデアから新事業アイデア、ビジネスモデル案とロードマップ作成まで実施 |
期間 | 1日から半年間 |
価格 | 応相談 |
⬣好奇心を刺激するナレッジカタリストとして
わたしたちは人間の好奇心を司ると言われているD4DR遺伝子の作用のように
知的好奇心を持ちつづけ、知識創造型社会への触媒 <Knowledge Catalyst>として、さまざまな企業や人々のナレッジを進化させつづけます。
わたしたちは、超長期的な未来のあらゆる事象を体系的に分析・考察したナレッジベースを中心に、現在の延長線ではないバックキャスティング思考と、分野横断的に俯瞰する視野を提示しながら
お客様の課題解決と新たな領域への挑戦をサポートいたします。
ワクワクする未来から、ドキドキする未来へ向けて