【第7回FPRCフォーラム】複雑化する生活者の本質的ニーズにせまる!博報堂×クラシコム×D4DRがマーケティングのこれからを語る
イベントレポート
本イベントのレポートを公開しました。
「北欧、暮らしの道具店」のクラシコムは、未来に向けて生活者をどのように捉えようとしているのか?
生活者のライフスタイル・価値観が多様化する中、顧客提供価値起点でサービス開発やマーケティングを行う重要性が増しています。「生活者インサイト」=生活者の潜在的・顕在的なニーズや志向を捉えることは、これからのマーケティングの鍵になるでしょう。
本イベントでは、ゲストに博報堂DYメディアパートナーズ メディア環境研究所の森永真弓氏、株式会社クラシコム代表取締役社長の青木耕平氏を迎え、マーケティングや新商品・サービス開発における生活者のインサイトの役割について議論します。
青木氏には、「北欧、暮らしの道具店」を運営し、多様な発信でファンを獲得しているクラシコムでの顧客インサイトの考え方や、顧客提供価値と経営・DXなどについてお伺いします。
データドリブンで生活者を捉えてきた広告代理店は、複雑化するこれからの生活者の欲求をどのように捉えようとしているのか?
森永氏には、長年デジタルマーケティングや生活者研究を専門として手掛けてきたご経験から、今後のマーケティングと生活者インサイトについての見解をお話しいただきます。
また、D4DR/FPRCの藤元のプレゼンテーションでは、370項目のデータツール「生活者インサイトペディア」で生活者のニーズや志向を探る手法についてご紹介します。
登壇者
森永 真弓 氏
博報堂DYメディアパートナーズ メディア環境研究所 上席研究員
通信会社を経て博報堂に入社し現在に至る。 コンテンツやコミュニケーションの名脇役としてのデジタル活用を構想構築する裏方請負人。 テクノロジー、ネットヘビーユーザー、オタク文化、若者研究などをテーマにしたメディア出演や執筆活動も行っている。自称「なけなしの精神力でコミュ障を打開する引きこもらない方のオタク」。 WOMマーケティング協議会理事。著作に「欲望で捉えるデジタルマーケティング史」「グルメサイトで★★★(ホシ3つ)の店は、本当に美味しいのか(共著)」がある。
青木 耕平 氏
株式会社クラシコム 代表取締役社長
1972年生まれ。2006年に実妹である佐藤友子と株式会社クラシコムを共同創業。2007年に「北欧、暮らしの道具店」を開業。商品の企画・販売、コラムや映像等のコンテンツ配信、企業へのマーケティング支援など、ライフカルチャーにまつわる事業を展開している。
藤元 健太郎
D4DR株式会社 代表取締役/FPRC 主席研究員
野村総合研究所を経てコンサルティング会社D4DR代表。広くITによるイノベーション、新規事業開発、マーケティング戦略、未来社会の調査研究などの分野でコンサルティングを展開。J-Startupに選ばれたPLANTIOを始め様々なスタートアップベンチャーの経営にも参画。関東学院大学非常勤講師。日経MJでコラム「奔流eビジネス」を連載中。近著は「ニューノーマル時代のビジネス革命」(日経BP)
開催概要(アーカイブ動画あり)
- 日時 2023年1月17日(火) 16:30~18:30 ※入室は16:20から
- 会場 Zoomウェビナー (URLは開始直前(おおむね1時間前)にお送りします)
- 参加費 無料
- 主催 D4DR株式会社
※お申し込み頂いた方全員に後日アーカイブ動画URLをお送りします。
プログラム
- 16:30 はじめに
- 16:35 プレゼンテーション「これからの生活者インサイトの捉え方・データツール『生活者インサイトペディア』」(D4DR/FPRC 藤元)
- 16:35 ディスカッション
- ショートプレゼンテーション「これからのマーケティングにおける生活者インサイト」(博報堂DYメディアパートナーズ 森永氏)
- 「クラシコムにおける顧客インサイトの考え方」
- 「これからの新商品・サービス開発における生活者インサイトの考え方」
- 「顧客提供価値視点のDX・経営戦略実現のために取り組むべきこと」等
- 18:15 質疑応答