コンテンツ型消費の増加とは?
コンテンツ型消費とは、日常生活のあらゆる側面がエンターテインメント性を帯び、それらを生活者がコンテンツとして捉え、消費する傾向を指す。プロセスエコノミーの発展や生活の充実感向上、新たな自己表現の機会を生み出す一方、デジタル依存症やプライバシーの問題も引き起こすおそれがある。将来的には、AI活用によって個人の興味や状況に合わせてリアルタイムでパーソナライズされたコンテンツを生成・推薦することが一般的となる。
予想される未来社会の変化
- 商品やサービスの物語性や体験価値がより重視され、マーケティング戦略が大きく変化する
- 個人のライフログがコンテンツ化され、それを活用したパーソナライズドサービスが普及する
- 教育や医療などの公共サービスもエンターテインメント性を取り入れ、ゲーミフィケーションが進む
- コンテンツクリエイターが主要な職業の一つとなり、個人の創造性が新たな経済価値を生むようになる
トレンド
変なホテル仙台 国分町
H.I.S.ホテルホールディングスは、東北エリア初となる「変なホテル仙台 国分町」を2021年9月1日に開業した。
総客室数は146室で、価格はダブルルームが2万5000円~、ツインルームが3万円~、デラックスツインが3万5000円~(いずれも大人2名)。「変なホテル」は日本国内・海外あわせて20軒目となる。
ホテルエントランスからロビーまでをプロジェクションマッピングで彩り、仙台の歴史と祭りの賑やかさを表現している。ロビーでは動きにあわせて変わるインタラクティブなフロアプロジェクションを導入した。フロントには壁面に映像を投影する「光のホログラムチェックイン」を導入し、映し出された侍・恐竜・忍者・執事が対応し、スタッフとの接触が不要となる。
ロビーには約100作品2200冊の漫画を有するコミックコーナーもある。また、館内着やアメニティ類を必要な分だけ利用できる「アメニティバー」を設置した。さらに、全客室に衣類クリーニングマシン「LGスタイラー」を設置している。そのほか、ミラーリング機能を搭載した4Kテレビや、長時間座っても疲れにくい椅子などを揃えた。
東京レストランバスの本格料理が味わえる非日常ツアー
WILLER EXPRESSが運行する東京レストランバスでは、『和食メニュー都内周遊コース』を含む多彩なコースが提供されている。
このレストランバスは、街全体をレストランに見立て、約3メートルの高さから変化する景色を楽しみながら、特別な料理やお酒を大切な人と共に味わうことができる非日常的な体験を提供している。
バスの構造は、1階にキッチン、2階には対面式の座席とテーブルを設置しており、開閉可能なオープンルーフにより開放感を演出。外装は東京の特徴を反映し、観光名所や和装の女性を描くことでモダンな印象を与え、内装はシックな色合いでまとめられ、夜間は調光可能なLEDや間接照明で高級感を感じさせる空間となっている。
『和食メニュー都内周遊コース』には、ランチコースとディナーコースがあり、ランチは浅草周辺を巡る約2時間30分のコースで、観光名所の雷門やスカイツリーを訪れます。一方、ディナーコースは渋谷スクランブル交差点や東京タワー、レインボーブリッジを含む約3時間の周遊コースになっている。
食事は本格的な和食コースで、先付け、蒸し物、焼き物、御飯が提供され、特に和食コースでは“鮨 銀座おのでら”監修の甘味「抹茶のブランマンジェ」も楽しむことができる。
さらに、和食コース限定で日本酒や焼酎も用意されており、ガイドスタッフによる観光名所の解説や豆知識の紹介も行われる。
三和交通タクシーの心霊スポットツアー
三和交通では「心霊スポット巡礼ツアー」や「ヒューマノイド乗務員」などをはじめ、エンタメ性の高いコンテンツを提供している。
特にこの「心霊スポット巡礼ツアー」は人気が高い。2023年で9年目の開催となり、「横浜(新横浜)」、「多魔(八王子)」、「不死身野(埼玉)」「不蟲(府中)」が参戦し4か所のエリアで運行した。
通常の三和交通オリジナルコースを全5コースとして周辺のメジャースポットからマイナースポットまで乗務社員が案内する。オールナイトコースは多魔のみで実施し、スポットは当日まで秘密のシークレットコースも複数存在する。
前年の開催時には倍率62倍だった。
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